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KIZAMI Cloud 事業検討メモ(非公開)
git 管理外(docs-local/ は .gitignore 済み)。このファイルはこのマシンにしか無く、 リポジトリのバックアップに含まれない。技術設計の正本は docs/design/saas.md(公開)。 検討の経緯全文: https://claude.ai/code/artifact/1dde32ed-be01-40ad-b914-48c1a51a5cb5 (設計案 Draft 1、2026-08-31)
決定待ち事項(2026-08-31 時点)
- Phase 1 基盤承認 — k3s + PostgreSQL・モノレポ内 flag-gated(推奨どおりで良いか)
- 事業主体 — 個人事業(屋号 love-rox)か、love-rox を合同会社化するか(Phase 2 前まで)
- 価格 — 下記提案(¥200 か ¥250 か、Free 枠 3名で良いか)
- Stripe アカウント作成(本人確認あり・ユーザー作業、Phase 2 前)
- サポート窓口 — support@kizami.dev を CF Email Routing で受ける形で良いか
Phase 1 は 1 と 5 だけ決まれば着手可能。
価格検討(2026-08-31)
提案: Standard ¥200/名/月(税別)・最低請求 ¥1,000/月(5名分フロア)・Free 3名恒久無料・ トライアル30日。Beta 期間は定価掲示+割引(例: 初年度50%オフ)。
根拠:
- 限界費用はほぼゼロ(Oracle A1 既存)。実原価は運用者の時間 = 価格は「サポート期待値の調整弁」
- 最低請求フロアで微小有料テナント(サポート採算割れ)を構造的に防ぐ
- 国内相場(参考値・学習時点、Phase 2 前に要最新確認): HRMOS勤怠 〜¥110 / ジョブカン ¥200〜500 / KING OF TIME・タッチオンタイム ¥300 / freee人事労務・MF ¥400〜800 相当(給与込み別カテゴリ)
- KIZAMI の位置: 機能は ¥300 帯と同等以上だが、実績ゼロ・単独運用・SLAなし・電話サポートなし → 「大手の 2/3 で機能フル、中身は全部公開」= ¥200 が説明しやすい
- 機能制限プランは作らない(法定機能の切り売りは製品思想と衝突)。差別化は専有+サポート
- 値上げは難しく値下げは簡単 → 定価は高め起点・割引で調整が鉄則
- 収益感覚: 平均15名×¥200=¥3,000/月/社。10社で月3万(法人維持費は余裕で超える)、 100社で月30万(単独サポートの限界が見える再考点)
事業主体の検討(2026-08-31)
前提: love-rox は GitHub org + love-rox.cc ドメインで、法人格は無い(認識)。
| (b) 個人事業・屋号 love-rox | (c) 合同会社 love-rox | |
|---|---|---|
| 契約主体 | 個人(love-rox は表記上のブランド) | 法人 |
| 特商法表記 | 個人の氏名・住所の表示が原則必要 | 法人名+代表者名+所在地 |
| Stripe | 個人アカウント(屋号表示可) | 法人アカウント(登記簿必要) |
| コスト | ほぼゼロ | 均等割 約7万/年+決算の手間(税理士なら10〜20万/年) |
| 責任 | 無限責任 | 有限責任 |
推奨: (b) で始めて MRR が維持費を明確に超えたら (c) へ。ただし「個人名を公開したくない」が 強ければ最初から (c)。 自然な設立タイミングは Phase 2(課金開始=有償でデータを預かり始める時点)。
合同会社のメリットの本質(vs 個人事業):
- 有限責任 — 賠償リスク型(情報漏えい)の SaaS では数少ない「本当に効く」場面
- 個人名・自宅住所を看板にしない(代表者名は出る。住所はバーチャルオフィス可=両形態共通の課題)
- B2B 信用(「法人としか契約しない」調達ルール対策)、インボイス登録を法人名で
- love-rox を複数プロダクト(kichijitsu 等)の器にできる。著作権・契約・ドメインの集約
- 税務メリットは利益が年500〜800万を超える帯から。赤字繰越10年(個人3年)
合同会社 vs 株式会社: 設立費 約6〜10万(KK は20〜25万)、決算公告不要・役員任期なし。 「GK は格下」は B2B SaaS では実務上無視できる(Google 合同会社・Amazon Japan 合同会社の前例)。 必要になれば株式会社への組織変更可。
注意点:
- 役員報酬を出すと社保加入義務 → 当面「役員報酬ゼロ・法人に留保」が定石。本業との兼ね合いは 設立前に税理士へ確認
- 法人化する場合、コード著作権(現状個人)の法人への利用許諾 or 譲渡を一筆残す
- インボイス(適格請求書)登録は B2B なので実質必須。免税のままだと選ばれにくい
- 畳む際も解散・清算登記の費用(数万円〜)
関連の経緯メモ
- 時短勤務の対応状況調査(2026-10-03 確認)→ 公開設計 docs/design/saas.md の 「公開前に塞ぐべき既知のギャップ」2〜3 に反映済み
- kizami.dev フッターの著作権表記(現在 © SASAGAWA Kiyoshi)は主体決定時に要更新
- 法人化時の Stripe 明細表示名候補: LOVE-ROX / KIZAMI